12.20の晩ご飯
競技場ですっかり冷え切った身体を、取り合えず丸亀駅前まで運ぶ。
丸亀駅北口徒歩一分の『一鶴』で、名物の骨付き鶏を。おやどり、ひなどり、とりめし、おむすび、サラダ、しょうゆ豆。あたしは最初ハーフアンドハーフのビールで始めたが、とてもじゃないけど身体が冷え切っているので、早々に熱燗に移行。
付き合いで一緒に冷え切ってくれた竜明さんは冷酒だ。漢だね。違うか。後から車で合流したMOONさんはウーロン茶、相方ももちろんウーロン茶。
ここんちの、ごはんものに付いてくるスープがうまくて、冷え切った身体には一番の慰めであったよ。あと、鶏はおやどりが好きである。硬い、本当に硬いんだけど噛むほどにうまみが出てきておいしい。顎が疲れるけどね。
店内、東京サポーターが何組かぱらぱらと。そこに神戸サポーターの団体さん(といっても数人だが)が現れた。もちろん勝ったせいもあるが、もう出来上がってる感じに上機嫌で、東京サポーターを見つけてアマラオコール。返礼している東京サポーターもいたようだが、あたしはちょっとむかついてた。ええ、あたし実は心が狭いんです。
実はまだ終わらない讃岐の夜。
高松のホテルにチェックインし、ひとっ風呂あびて身体を解凍してから、夜の街に繰り出す。夜うどんである。
『讃岐屋』は、なめこおろしうどんが名物であるが、あたしは生じょうゆうどんを試してみた。初めての本物の讃岐うどんだったからね。これがこの、強いコシ、ぶるんとした弾力。のど越しがすごくて、たぶんこれはあたしには、毎日は食えないであろううどんであった。ちょっと戦わなくてはいけないうどんである。
その後、『鶴丸』でカレーうどん。カレーのあとくちが意外にさっぱりしていてうまい。麺もカレーに埋没していないところが偉い。カレーのふんわりした湯気が、敗戦のショックを慰めてくれるような心地であった。
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