サッカー雑誌各種
Number 592号の原博実インタビューが面白い。おかげでNumberを立ち読みでなく購入するという禁を犯してしまった。この間のサッカーマガジンのインタビューと内容的には似たような感じなんだけど、相手が杉山茂樹だというある種の気軽さからか、しょうもないことを舌軽くべらべらしゃべってる。いいよ、ヒロミ、最高。やっぱあのレアル・マドリー戦のソラリのダイブ、岡田レフェリーを恨んでたのね(笑)。あのベッカムのFKなかったら流れはこっちだった、とか思ってたんでしょう。勝ちにいってたんだなあ。いや偉い。
サッカーマガジンのインタビューといいこのNumberのインタビューといい、ヒロミって素敵だなあと思うのは、サッカーをすごく楽しんでいながら、サッカーを超えた目線があるところで、アマラオの最後の試合のときにも「彼はもう東京を離れるけど、良い人生を送ってくれるといい」といっていたし。これから新天地でがんばれ、とかじゃなくね。スペインに行くのも、単にサッカーだけじゃなく、おいしいもの食べて、いいお酒を飲んで、いろんな人に会って、スペインの気候風土を楽しんで、その中にサッカーもあって、とか、そういうところ。浦和をクビにならなかったら持ち得なかった視点なのかもね、とちょっと思った。浦和がどうこうっていうんじゃなくてね。ひとつのところで生え抜きだったらまた違ったんじゃないかなあ。
解説者時代、「大丈夫、私が食べさせてあげるから」といってのけたヒロミの奥さんも素敵。
あと、Footival 2月号の川上つよしと加地亮の対談。これって、加地ってば、川上さんがどういう人かよくわかんないでしゃべってんのね。天然だ。まあ、普通、川上つよしときたら石川ナオかと思うよね。ひょっとして石川の代役か。それとも川上さんが物好きにも加地を指名したのか。それにしても、加地、幼稚園児に筋トレと走り込みって。マジメな顔で冗談言ってハズしたのか?不思議な味わいの対談。
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コメント
そういえば、加地くんがFootivalの対談で、セレッソ時代に勝矢(寿延)さんを見ていて、プロの生活態度みたいなものを学んだらしいです。若いのより早く出て来て準備して走るとか。川上さんも、そういえばドゥンガが勝矢さんを褒めていたとゆってた。往年のジュビロファンの方にはちょっといいお話でした。
そういう、若い人のお手本になるベテランが、FC東京からどんどん減ってきて、その辺がちょっと不安ではあるな。まあ、まだ文丈さんも、藤山や浅利もいるけども。
投稿: おがん | 2003/12/26 11:05