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2004/03/17

タニス・リー『バイティング・ザ・サン』読了(ネタバレあり)

タニス・リー『バイティング・ザ・サン』(産業編集センター)読了。タニス・リーのロボットものというと『銀色の恋人』が思い起こされ、期待して読んだ。
ロボットたちに奉仕され、永遠の命を享受する未来社会で、疎外され、ひとり自我を取り戻すべく闘う少女。こう書くと、ティプトリーなどの主人公と重なり、少女まんが的で、あたしの好みに合致しているような気がするわけなんだが。ディテールも凝っていて、ヴィジュアルにも美しい、よくできた小説なんだけども。
管理社会への反抗と自由への逃走、砂漠の中で自給自足、というあたりが、すごく60年代末から70年代初頭のヒッピームーブメント、フラワーチルドレンなんかと重なってしまって。そういえばタニス・リーって団塊だったや、と気が付いたら何か、微妙な感じ。
あと、圧倒的に、恋が足りない。やっぱ主人公の少女は恋してないとね。いやほら、心は永遠に乙女ですから。

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