『ハイペリオン』『没落』『エンディミオン』『覚醒』一気読み完了
ダン・シモンズ『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』『エンディミオン』『エンディミオンの覚醒』(ハヤカワ文庫)をぶっ続けで読み通す。ぷはー。疲れた。しかしそれは心地よい疲れであり、華麗でアドベンチャーでスリリングでミステリアスな人生を5回ぐらい生きたような気分である。ダン・シモンズに会ったことはないが、きっと凄い体力の持ち主であろう。カイナヂカラにやられました。
『ハイペリオン』『没落』が重厚で全編痛そうだったけど、『エンディミオン』『覚醒』が、ロールという語り手の愛すべきキャラクターのおかげか割とコミカルで、よくできたハリウッド産アドベンチャー映画を見ているようだったのに、やっぱ痛い描写はとっても痛そうなのだった。『T2』と『スターウォーズ』と『セブン・イヤーズ・イン・チベット』足してスケール感と色彩感覚を15倍したくらいの感じ。っていうと大雑把ですか。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント