J1 2nd 第15節 ガンバ大阪vs.FC東京

万博行って来ました。東京側、結構人が来てたよ。天気もよく、芝生席が心地よい日和でした。

センターバックはジャーンが累積でお休み、新潟でトラウマの藤山と増嶋のコンビだったんだけど、新潟の時とは違い、役割整理されたようで、コンビネーションにはさほど問題を感じなかった。今日は増嶋が、新潟の失敗を乗り越えてどれくらい闘えるかと思いましたが、積極的でよかったっす。もちろん、ミスもあり、前半12分の失点はセットプレーでシジクレイをフリーにしてしまったもの。でもあれはシジクレイが上手い。重量のあるシジクレイが、ぶんっとばかりに飛び上がると、抑えるのは相当難しい。ルーちゃんが付いた時も抑え切れてなかったし。ジャーンがいれば押さえ込んだかも知れないけど。あと、もうひとつ、増嶋から土肥ちゃんへの怖いバックパスがあり、お前、それシュートじゃないか、というバックパス、土肥ちゃんも慌てて止めてたし、反対側からガンバの選手が詰めてたし、あれは本当に怖かった。ゴール裏では悲鳴が上がってました。しかし、そういうミスはともかくとして、全体的には闘う気持ちが出た、合格のプレーだったと思う。今、帰宅後MXの録画を見てるんだけど、茂庭からまっすぅに、イエロー一枚貰うくらいのつもりでやれとアドバイスがあったそうで、ここに来てようやく、モニまっすぅという師弟関係が築かれつつあるのであれば、それはめでたいことです。モニ、偉くなったな。
で、12分という割と早い時間に失点したけど、前半の終わりくらいから尻上がりに東京の動きがよくなってて、１点に抑えてる分にはまあいいか、という感じ。そんで後半入ってすぐ、ノリオですよ。宮沢のフリーキックからいきなり抜け出してズドンですよ。それ以降も東京の攻撃がどんどん加速していって、いやもう、中盤の守備もいいし、動き出しも早いし、セカンドボールも拾えてるし、玉際も強いし、サイドは押し込むし、あの前半のうだうだはなんだったの？という。逆にガンバは運動量が落ちて、何と加地くんがゴール前右サイドで遠藤から粘り強くボール奪って丁寧なクロス、憂太が足で決めてくれた。気持ちいいっす。憂太はようやく足で決めれて自信になったね。スタッツ見ると、憂太は６本もシュート打ってる。これはびっくり。シュートの意識が向上した？
今日はもうひとつのテーマ（笑）、宮沢が久々にどのくらいやってくれるかという試合だったんだけど、９０分、気持ちの入ったプレー、あんまりアグレッシブだったんで、カード貰っちゃうかと思ったけど、無事でよかった。宮沢の長短の散らしは本当によくて、サイドチェンジを堪能いたしました。今ちゃんとのコンビもこなれてきたか。
石川くんはキュンキュンで、その上空回りしてました（笑）。でも焦りはなく、機嫌よさそうに空回りしてたんで、いいよいいよ、今日は好きなだけ空回りしな、という感じ。ノリオとポジションチェンジして左に入ったり、中にいたり、運動量は申し分なし。あのループは残念だったね。スローモーションを見ているみたいだった。入ったと思ったんだけどなあ。試合後、ゴール裏に挨拶に来た時、石川は「ごめんなさい」ポーズしてましたよ。
金沢は地味によかった。攻守共によかったです。肩から落ちて痛そうにしていたときは脱臼でもしたかと心配したし、それ以外にもあちこち削られてぼろぼろだったんだけど。いいスライディングタックルで危機を救うこと数知れず、枠内シュートもあり、やっぱ浄はいいわ。
いや、面白かった。堪能した。リーグ戦はこれで終わり。代表の不在と、ケリーの負傷から始まった大勢の負傷者。思い通りにならない、なかなかFC東京らしい攻撃が見れない苦しいシーズンだったけど、最後の最後にこのような、らしい攻撃を見ることができた。ノリオと憂太という、来季につながる得点も嬉しかったねえ。