SPORTS Yeah! No.106
石川直宏インタビュー。写真含め4ページ。なんとなく、しみじみ。
結構面白い時期のこの人を見てきたなと思う。2002年7月14日、東京スタジアム、FC東京vs.サンフレッチェ広島。東京の試合を始めて見た時、一番目を惹いたのがこの人だった。あのスピード、爽快感。あたしはまだサッカーを見始めて1ヶ月、生で見たのはその日が初めてだったけど、誰よりもはっきりと目立っていたのがこの人だった。後で、横浜からレンタル移籍してすぐナビスコで結果を出し、リーグ戦に抜擢された、あれが最初の試合だったと知る。心と身体がまだアンバランス、すぐ空回りする。調子が上がったと思うと怪我だ。壁に当たったなと思うと、いつの間にか乗り越えて次のステップにいる。そしてまた空回り…。ヒロミもわかっているから、疲れたら怪我をしないようにすぐ替える。空回りするこの人に「もっとにこにこしてプレーした方がいいね」なんていう。今年はいろいろあったね。五輪代表、A代表、チーム、そして怪我。A代表から戻って来た時、あれほどすばらしかった加地くんとのコンビネーションが全然ダメになっていたのでショックだった。代表で同じポジションを競わされて喧嘩でもしたのかと思った。二人とも、代表とチームでの役割をうまく整理できてなかったんだな、と、今ならわかる。アテネで予選敗退が決まった後のガーナ戦で初めて使われ、調子が上がってきたと思ったら替えられた時は我が事のように悔しかった。石川くんにとっては、今年は全体的にはあまり良くない年だったかも知れないけど、それでも、タイトルいっこ取れたから、まあまあだね。ニューヒーロー賞にノミネートされた時は、ナビスコでは全然活躍してないじゃんっ、と思って腹立たしくさえあったけど、準決勝のプレーぶりはすばらしかった。
いったい、いつまでこの人のプレーを東京で見続けられるでしょうね。まあ、あたしはイシカジヲタだから、石川くんも加地くんも、バラでより二人で組んだ時の方が、代表よりチームでの方がすばらしい、と思ってるんですが。
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コメント
>石川くんも加地くんも、バラでより二人で組んだ時の方が、
>代表よりチームでの方がすばらしい、と思ってるんですが。
私も、全く同じように思いますね。
石川・加地の二枚刃攻撃は東京最大のスペクタクルですから。
加地と、あとついでに言えば戸田は、ダッシュを開始した時点でもうドキドキワクワクです。
あと、右サイドについてちょっと思うのは、加地が外をオーバーラップして石川が中に入るだけでなく、その逆ももうちょっと増やしてほしいなあ、と。今の東京はそんなにヘディングの強いFWがいるわけじゃないので、きれいなクロスよりももっとえぐって低いのを入れるイメージで行った方がいいように見えるんですよ。加地のロングシュートドカーンもまた見たいし。
まあ、言うのは簡単なんですが(笑)。
投稿: murata | 2004/11/19 01:04