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2005/03/19

ナビスコ杯予選第1節 柏レイソルvs.FC東京

久々の日立台。つまり、2003年11月29日以来の日立柏サッカー場である。レイソルロードを歩きながら、「ああ、あの事件以来なんだな」といいながら歩いている人が他にもいたよ。再びここでFC東京の試合が観れるのはありがたいことである。
天気もよく、絶好の日立台日和となった。メインスタンドで見たんだけど、暖かい陽射し、芝の香り、選手の声や身体のぶつかる音や息づかいまで手に取るようである。柏の皆さんは例によって『太陽にほえろ』や『東京砂漠』、それに犬の鳴き声など、出し物を用意してくれていた(※バックスタンドの選手ボード、全部は見てないけど面白かった)。ああ、この雰囲気。
まあ、負けましたね。今日は柏のできがよくて、玉際も寄せも柏が勝ってた。去年のゆるい柏が嘘のよう。大野はすばらしかったし明神はボールを拾いまくったし、崔成國はスピードとテクニックにあふれ、キープもできるので、崔のところにボールがうまく収まり、そこから何通りも展開できるという風だった。フリーキックもいいの蹴ってたし。凄いよ。土屋もクレーベルもよく効いてたー。
東京はボールを拾えなかった。宮沢が抑えられてクリーは守備に忙殺、おいらダメな宮沢は百万回も見たことあるけど、ダメなクリー初めて見たなー。おそらく前半でスタミナ使い果たして、後半は視野が狭くなって展開できなかったか。でもまあ、ずっと見てたら悪い時もあるよね。クリーも人の子だ。当たり前だが。石川がよかっただけに、その石川をうまく使えなかったのが痛い。加地がいなくて宮沢と栗澤がダメだったら無理だよね。守備では茂庭が頑張っていたけど、何か右足のもも裏気にしてたのが心配。
3点目入れられたところで「ダ・ニーロゥ」コールする東京サポーター。その声に「あ、そうだな。ダニーロ試そっか」みたいな感じでダニーロを入れるヒロミ。藤田も試して大盤振る舞いである。その上早野監督は、東京へのサービスか、最後にちょっとだけ李忠成を出してくれて、あれは李にとってもいい刺激になったと思う。ダニーロコールと同じ節で「イ・チュンソン」コールする東京サポーター。まあ3点取った柏が大野を下げてくれたおかげとはいえ、後半の後半は東京の猛攻になって、それも面白かった。削られて倒れ、しばらくしてぴょーんと起き上がる今ちゃん面白い。今ちゃんはずっとイライラしてて、それはもちろん西村審判の過度の笛のせいもあるけど、まあ今日の負けは審判のせいではないわなあ。ルーちゃんも必死でキープして3人に囲まれてるところを足技で突破したりしてて、頑張ってましたよ。なんか最近ルーカス見てると涙が出そうになるな。動きがアマラオに似てきたからかもしれない。あと全然守備しない走らないダニーロが、ダニーロコールされるとサポーターの方に手を振ったり(ダニーロ、コールしてんのはファンサして欲しいからじゃないのよー)、右からのコーナーキックをダニーロが蹴った後、もう一度、今度は左からのコーナーキックになって、クリーが蹴るつもりでコーナーに向ってるのに、右の方からダニーロが猛然と左のコーナーまで走ってクリーからコーナーキック奪ったり(ダニーロ、こういう時ばっかり全力で走ってどないすねや)、ダニーロをネタにずいぶん笑わせてもらいました。腹いてー。だめじゃんダニーロ。
まあ、負けたのはあれ(どれ?)だけど、でも本当、負けても楽しかったのは、とりわけ、そこが日立台だったからだと思うのだ。柏レイソルの関係者、いつもフレンドリーなボランティアのみなさん、およびサポーターのみなさんに感謝したい。

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ようやく春の陽光を浴びていい天気。気持ちいい中での日立台での試合、最高です。あとは結果を出すだけ。 しかし、1-3で負け。石川が幸先良く先制するものの、その後3... [続きを読む]

受信: 2005/03/20 20:10

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