2千年の希望
先日、2006 FIFAワールドカップ(TM)ヨーロッパ予選・イスラエルvs.フランスを見ていて、非常に強い印象を受けたのが、イスラエル国歌でした。寡聞にして、イスラエル国歌をそれと認識したのは、あたしはこれが初めてだったんです。
普通、国歌というのは、国威の発揚とか、権威の誇示とか、厳かとか、もったいつけてとか、そういう匂いがつきまとうものです。オリンピックでも、世界二輪ロードレースの表彰台でも、サッカーの代表戦でも、いろんな国歌を聞いてきました。しかし、イスラエル国歌は、ちっとも国歌らしくなかった。強い悲哀に満ちた、じつに沈痛な曲でした。それがまた、その後に歌われたフランス国歌、ラ・マルセイエーズの、やたらと前向きな曲想と、あまりに対照的だったため、ひときわ悲しさが強調されているといった具合だったのです。国の成り立ち成り立ちだしなあ、なんてことをぼんやり考えたことでした。
その後、イスラエル国歌の歌詞をWEBで検索していたら、一昨年のユーロの予選で、同じイスラエルvs.フランスのカードがあったようで、この二つの国歌を聞いて感慨を持った方がコラムを書いていらしたので、リンクを張っておきます。
ほぼ日刊イトイ新聞 - ぼくは見ておこう:2千年の希望
サッカーとあまり関係ないですね。すいません。
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コメント
はじめまして。リンク先も含めて、いろいろ考えさせられました・・・
投稿: くまおま | 2005/04/02 08:50
くまおまさん、いらっしゃい。
そういうことを知って見るのも代表戦の醍醐味なのかも知れませんね。
投稿: おがん | 2005/04/03 09:36