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2005/05/29

ナビスコ杯予選第4節 大分トリニータvs.FC東京

大分くんだり(すまん、大分のみなさん)まで、ひと月のうちに2回も、のこのこサッカー観に行く馬鹿がどこにいるか。ここにいます。
大分はいいところだよね。魚がうまい。酒がうまい。野菜もうまい。温泉がある。穏やかな気候。美しい風景。暑い時でさえなければ素敵なスタジアム。悪いところは勝てないところだけ。
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大分は若手主体のチームで来た。それでも、堅守なところ、決定力のあるいい外国人がいるところ、まったく侮れない。
前半の東京は、バランスをとって、リスクを冒さない試合運び。引いて守ってというほどではないけど、ひとつひとつのプレーを慎重に丁寧にやってる印象だった。タイセーもあまり上がらなかったし。戸田と祐介の2トップはいい感じ。祐介がシュートの意欲が高い。いいよ祐介、外してもいいから打てよ祐介、という気持ちを込めて、祐介コール。あと、宮沢から戸田へのパスがよかった。この日がお誕生日の塩田のファインセーブもあった。藤田タイセー、意外に守備がいいじゃないか。

前半を0-0で終え、これは果たしてゲームプラン通りなのか、後半からギアチェンジするのかと、不安な気持ちがよぎった。ここまで来てさあ、リスクをかけられずにスコアレスドローはイヤだよね。
そんな不安な気持ちも後半開始早々に吹き飛んだ。大宮戦で今季初ゴールを決めるも、その後狙い過ぎて打てなかったり力んだりしていた祐介、いつも、ほんのちょっとこちらの気持ちよりもアキラメるのが早い祐介、今日は前半から積極的にシュートを打っていた祐介が、戸田の右からのクロス(びっくり)に、相手ディフェンダーに挟まれながら競って、むりむりっと扉をこじ開けるように強引に頭でゴール。祐介、ヘディング苦手だったのに。ゴール裏は狂喜乱舞である。久々の先制点。これが欲しかったんだよー。ここまで、大分の深谷ががんばっていて、クロスはことごとくクリアされ、空中戦でも深谷が競り勝っていたので、正直難しいと思ってたのよ。
ゴールはチームを元気にしてくれるカンフル剤。先制点のあと動きがよくなって、おそらく自信を持って試合を運べるようになったんだろうけど、セカンドボールも拾えている。ボールがよく回る。10分とたたないうち、クロスのこぼれ玉がファーに流れたのを、誰だかが(栗澤だった)が拾ってシュート、右ポストに当たったけどゴール内に落ちた。今日はツキもある。
ここでもうあたし自身壊れてしまって(笑)よく憶えてないんですけど。2点先行した試合なんて本当に久しぶりだし、ゴール裏も、最近歌えなかった「なんてったって東京」や「東京ロケンロー」など調子のいい歌をここぞとばかりに歌いまくり。ただ、2点目までが後半早い時間に入ってしまってですね。その後がハラハラし通し。後半の後半になったら戸田も祐介もへろへろ。ダニーロを投入するのでどっちを先に換えるかと思ったら戸田が先で、祐介は心なしかがっかりしてるようだったし(笑)。それでも、そのへろへろの足で、祐介ががんばって走って戻って守備してるの見たら涙が出た。ジャーンと茂庭が自陣ゴール前でぶつかったかして、2人同時に倒れた時は、前回の次々選手が壊れていく大分戦を思い出して、やめてー、2人同時になんてやめてよー、と叫んでおりました。ようやく祐介が交代になり、文さんを入れて、ロスタイムはと思ったら3分。長いよー。でも勝った。何日ぶりかで勝った。

苦しんで、苦しんで、苦しんで、救いはようやくやってくる。ここ9試合分の辛さが、たったひとつの勝利で全て吹き飛んでしまう。これだよ。これがあるからやめられない。
ビッグアイに高らかに響く「ハラ・トーキョー」コール。試合前、ハーフタイム、試合後と3回歌われたユルネバ。意気揚々とやってくる選手たちの顔。引き上げていく選手たちの後ろ姿に「誰が何と言おうと回りは気にするな」
もう、最高だね。喉が痛い。

ダニーロがちょっとしょんぼりしていたのが気がかりである。最後の10分くらいに使われて、まあ2点勝っている試合のラスト10分に使われたわけで、難しいところではあったけどね。いいパスは1回あった。キープはあまりできなかった。ボール取られると、いつも「なによこの人。ちょっとぉ、見た?今の」みたいに突っ立ってるのが「ダニ、取り返しに行けよ!」と叫ばれる所以なわけで、おかげであまりいいパスも来ないし、あまり役には立たなかったかなあ。
試合後、しょんぼりとゴール裏にやってきて、ユニを脱いでこちらに投げ込んで行きました。別に、イヤな感じではなくて、あのー、今日は何のお構いもできませんで、代わりにといっては何ですが、つまらないものですが、これ、ご笑納下さい、みたいな感じ。フロントやスタッフはダニーロに辛抱強く接してると思うんですが、本人が辛抱できないんじゃないかと、心配ではあります。

阿部ちゃんですが、後半15分くらいに出て来て、うわー、イヤだなー、と思ったら、トップ下に入れられましたよ。何かね、得意じゃないことをいろいろさせられて迷ってるような気がするのは、あたしが痛いガスサポだからか。それでも、後半の後半、大分の攻める形がだいぶできたのは、阿部ちゃんのせいというか、阿部ちゃんが入ったことで、モニが警戒してあまり押し上げなかったからじゃないかと思いました。
アウェーゴール裏から阿部コールすると、また律儀にこちらに来てくれて、シャーまで。まるでおれたち、別れた彼氏に何のかんのとワガママを言って気をひいて、復縁しようと狙ってる女の子のようですね。

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