J1 第29節 FC東京vs.ガンバ大阪
ガンバどうしちゃったんでしょうね。優勝争いのプレッシャーは非常に大きく、それがシジクレイのあまりに早い先制点で、ちょっと妙な具合に抜けてしまった、そんなような気がしました。
東京は、ダービーの時と同様、よく守っていたし、玉際も負けていなかった。シジクレイの先制点は出会い頭の事故みたいなもので、あまり痛手にはならなかったようです。戸田が傷んで早めの交代になってしまったのが予想外かな。でもノリオもスタミナがもつようになってきましたね。
憂太はすごい。前半終了間際の憂太のゴール、金沢が頑張って中に入れてくれたのを、梶山がノールックで左後ろの憂太に出した、それを憂太が見事に決めてくれました。得点以外にも、運動量も攻守にわたってすばらしい。梶山は、相変わらず自陣で軽いプレーも散見されたけれど、いいインターセプトもあったし、どんどん良くなってきてます。そういえば2点とも金沢が絡んでいた。相変わらず、いい時も地味にいい人だ。金沢の復帰はでかいね。
ルーちゃんは献身的で、動きもキレキレだったのに、シュートが入らなくて可哀想でした。でも試合前の練習から吹かしてたから、あんまり入る気がしなかったのも正直なところ。ただ、今ちゃんが玉際に強いところを見せてこぼれ玉を押し込み、勝ち越したことによって、ササと交代するのがちょっと難しくなってしまった。ササとのポジション争いは、どういう結果をもたらすんでしょう。ササだって、ゴールを決めているのにスタメンで使ってもらえなかったら面白くないでしょうから。
つくづく、というかしみじみと、ヒロミは偉いと思う。梶山を、辛抱して辛抱して辛抱して、ボランチの位置で育てた。梶山と憂太を両立させた。この4年間、梶山も憂太も、怪我の影響もあって停滞したりもしたけれど、今見ると本当によく育ってくれた。これが東京の今後の5年間にとって、どれだけの財産になることか。
それにしても相変わらずの西野采配。効いていた松下下げて吉原宏太を下げて、後半すぐから二川と大黒。もう少し辛抱して使うか、でなければ最初っから二川と大黒ではないんですかね。まあ二川は怪我明けだからしょうがないのかも知れないけど。
取りあえず、連勝が嬉しい今日この頃でした。今ちゃんヒーローインタビュー笑った。
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コメント
優勝争いってすごいですよ。まあ,残留争いもすごいでしょうけれど。ただのサポーターでさえ試合前には医が痛くなって過緊張して,感情の振れが大きくなって……ってのを経験しました。ましてや選手は。磐田だってたまたま2位のチームが最終節の前に負けて優勝が決まらなかったら,最終節で勝って決められたとはとても思えない。追うってのは結構そんなでもないけれど,1位のプレッシャーってのは想像以上に大きいと思います。でも,そういったこと慣れて初めて強豪っていうか優勝チームになれるわけで。まだまだ試合もあるしお楽しみはこれからでしょう,と中位になったチームのサポが言ってもな。0-3の後でもあきらめずに点を取りに行っていたのは救いだけれど。中山や名波引退後を本当に憂慮してしまう内容だったな。
投稿: Yam. | 2005/10/30 21:41
まあ,そういえば前年にも一応優勝争いはしていて,3,4節前くらいで脱落したんだったかな。そういった経験をしていてもなおって感じでしたから。
投稿: Yam. | 2005/10/30 21:43
昨日の梶山は、前に出るドリブルに加えて規郎への鋭いロングパスなんかもあって、やっぱり効いてましたね。チーム全体が、大宮戦あたりから変わってきたように思います。
梶山については、ここ↓でも触れられてますよ。
http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/midokoro.folder/2005/05_29_2.html
投稿: murata | 2005/10/31 06:53
>Yam.さん
盛者必衰、諸行無常、煩悩即菩提。
>murataさん
あいかわらず湯浅さんは粘着梶山厨wですね。あたしもその気持ちはわかるけど、記者会見で原監督に毎回毎回「今日の梶山は」「梶山の運動量を」「原監督は梶山にどういう」とかやるのは、すげーと思うw
投稿: おがん | 2005/10/31 19:14