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2006/03/30

新海誠監督作品『雲のむこう、約束の場所』

相方が、フジ739のナビスコの再放送を探していて、新海誠監督作品『雲のむこう、約束の場所』の放映を見つけてしまったので、録画しながら見る。『ほしのこえ』というアニメを一人で作った人で、長編はこれが第一作だそうだ。『ほしのこえ』は見た。美しい空。いい作品だと思った。
今回のこの作品も、南北に分断された日本というパラレルワールド設定が、懐かしい田舎の風景、細部まで凝った美しい絵、15歳の夏の非常に叙情的な描写に、うまいことセンス・オブ・ワンダーを与えてくれていて、これはきちんとSFだなー。
途中、スケールが大きくなって、この大風呂敷どうするんだろうと相方とゆってましたが、ちゃんと畳んではった。偉いものだ。
ただ、あたし的には登場人物の女の子があんまりオブジェなんで話にうまく入り込めないところがあるな。男の子向け、ということかな。それから、短いカットを繋いでいくという手法が特徴といえば特徴なんだろうけど、もうちょっと、ここは長く見せて欲しい、という部分もありました。飛行機の出発のところとかね。まあ、短いパスばっかりだと単調になるから、たまには宮沢の糸を引くようなロングパスで大きな展開が見たいとかそういう。あまり関係ないですね。すみません。

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