2006 J1 第8節 FC東京vs.ジェフユナイテッド千葉
マンションの防火設備点検があり、朝も早くから起きて片付けの続き。点検は終わったが片付けに弾みがついてしまい、床に平積みになっていた雑誌類の整理に手を付けてしまったから、さあ終わらないおわらない。
サカマガ、サカダイは2002年からだが、Numberなんかはもっと古くからあって、相方が「ほれほれ」といって見せてくれたNumberでは、FC東京はJ2で、ナビスコカップでマリノスとやって勝ってましたよ。6番(をを、上野だ)を抑え、マリノスの高いラインの裏を徹底して狙うという戦術だったそうだ。もちろん監督は大熊だ。アマちゃんが変な髪だ。小峯が嬉しそうにしてる。鏑木は元気だろうか。
てなことをしていてちょっとスタジアム入りが遅れた。
いやあ。千葉はよくできてたねえ前半。上層から見ると、あの黄色いユニフォームのおかげもあるけど、すんごく綺麗に動きが見えるのね。ボールを取りにサーっと集まる、ボールを奪うとすーっと開いて行く、ボールを失うとガーッと戻る。美しい。まるで万華鏡を見ているかのようだ。全体にイメージが共有され、連動している。
そういう相手で、徹底的にスペースを使われて、東京は動きが鈍かった。連戦の疲れもあるだろうし、まだ悩んでる人もいるようだし。栗ちゃんは運動量命の人なんで、連戦だと小さい体に疲労が溜まりやすいようだし。それにしてもジェフは連戦でもあれだけ動いてるわけなんで、まあそろそろオシムサッカーの集大成という段階だとしても、東京は見劣りがしたなあ。
オシムが監督になってからずっと、ジェフとは引き分けだったけど、去年ようやく勝てて、あれは嬉しかったなあ。あの試合の後、オシムは今野に握手を求めたそうだよ。その今ちゃんが、今日の前半は迷いに迷って守備までザルになっていた。足はもうそろそろ大丈夫なはずだけどなあ。メンタルって恐ろしいね。
2点のビハインドを負って後半、ガーロがいきなり3人替えてきた時はびっくりした。動くのが早いのは悪いことではないけどね。じゃあスタメンは何だったのかとry。つーか宮沢は?
さて、3バックですか。あたしは水曜のマリノス戦行ってないんで、実際にこの目で見るのは初めてだ。でも相変わらず徳とノリオの中途半端なポジショニングが修正できてないよ。
なるほどー。3バックにすると茂庭の上がりが見れるのね。本当はまっすぅが上がるのが普通じゃないのかしら。でも、これはこれで楽しいかも。マルディーニみたいだよ茂庭。いいかノリオ、上がるってのはこうやるんだ。俺の背中を見て学べ。すいません、適当です。
PKと立石のミスで2点もらって、もちろんラッキーだけど、ひとつにはこっちが押し込んでいたのと、もちろんジェフが、相変わらず前半と後半でまるで別のサッカーになっちゃって、引き過ぎて自陣内でばたばたしちゃうというお約束のメンタルが抜け切れてないようなのだ。不思議だよなあ。この4年間、オシムはきっと口を酸っぱくして叱ってたことだと思うんだけどなあ。
つわけで、あの3点目がなかったらと思わないでもないけれど、あれだけ綺麗に崩されては悔しさすら湧きませんよ。鋭利な刃物で切られると痛くないみたいなものかもー。
まあちょっと、マリノス戦の負のイメージ引きずってる選手もいたみたいなんで、休んで一回頭の中の線全部切って、繋ぎ直して欲しい感じ。
ああ、そうだ。赤嶺くん初ゴールおめでとう。去年臨海で、2点のビハインドで出てよく動き回ってたよね。あの時はほろ苦デビューだったけど。
蛇足ですが久々の上川主審。肘打ちがファウルにならなくて、正当なショルダーチャージがファウルって何だよー。でもPKのハンドはちょっとラッキー、みたいな。ああ、この人がワールドカップ吹くんだなあ。決勝なんか吹かれた日には、上川さんが何やらかすか心配でどきどきわくわくかも。まあ、Jリーグに比べ国際試合は意外に(といっては失礼か)出来のいい人なんで、そういうのもメンタルなんだろうね。
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コメント
赤嶺ゴールは確かに今後の糧になりますね。
今日、唯一の収穫だったかも(笑)
投稿: よちおっくす | 2006/04/16 00:12
赤嶺くんいいですね。スピードもあるしポストもできる。あれはセンターフォワードです。得点も、立石のミスとはいえいい反応でした。
投稿: おがん | 2006/04/16 10:35