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2006/06/29

ワールドカップつれづれ・スペインvs.フランス

4年前の6月、オーデコロンは『フィオルッチ・フィオルッチ』、聴いていた音楽は、Queenのトリビュートアルバム『We will rock you』だった。隆行のつま先ゴールで始まったサッカー漬けの日々。浴びるほど観た試合。山ほど買ったサッカー雑誌。ジダンが禿頭に汗をにじませて倒れ、フィーゴの目が泳いでいた。あたしは今でも『フィオルッチ・フィオルッチ』の香りと"Tie your mother down"で、あの時の気分を思い出すことができる。
そして今年、ワールドカップは、ヨーロッパに帰って来たのだなとつくづく思う。スペイン対フランスを見た。若くてフレッシュなスペインに対し、ベテランが多く、試合巧者のフランス。ジダンが上機嫌で審判に指を振り、ボールをさばき、こね、ゴールを決めた。できる限り長いこと、ジダンを見ていたいものだと思う。
それでも、どんなレベルの高い試合も、どんな素晴らしい試合であっても、FC東京の試合ほどにはあたしを熱くさせはしないのだな、ということを痛切に思い知らされた。愛するクラブチームがあること。これが幸せか不幸かはわからんけどね。見る試合見る試合全てに、これがサッカー、これもサッカー、すげえや、なんて無邪気に感動していた4年前と違い、もはや、そうなってしまっている、ということ。まあ、ドイツ行って生で観たらまた違うんだろうけど。
それにしても、ああ、早く東京の試合が見てえ。

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