アルウィンは初めてでした。綺麗なところだね。ただちょっと遠かったよ。
松本市で招待券撒いたらしくて、あたしらの後ろの席に、普段サッカーを自分でやったりはするけど、Jリーグを生で見るのは初めて、みたいな地元っぽい人たちが座ってた。試合前、サポーターが声を出し始めたら「おー、試合前からこうですか」とか、選手が出てきたら「わー、みんなでけー」とか、柳沢へのブーイングに「すごいな(笑)。でもそうですよね」とか、「スローイングであんなに遠くまで投げれるんだー」とか、「あのシュート、あんな距離から」とか、なかなか新鮮な感想をいってくれていて、で、どっちに応援するってんじゃない、ニュートラルに観てたようだけど、「意外にこれ、面白い試合でしたね」といって帰って行きましたよ。贔屓のチームがない人は幸いである。サッカーを観る喜びだけがあって悲しみがないから。
で、試合の方だけど、うーん、福岡戦よりよかったんで、割と悲観はしなかったんですけどね。でも、考えてみると、前半は鹿島のプレスがゆるくて、出足も遅かったんで、結構やり易かったんだと思うよね。それでも前半で追加点取れなかったし、前半ロスタイムの失点で雰囲気悪くなったし。後半、野沢が入って引っ掻き回されたのか、しっかりとしたマークができなくなってバタバタした。
あたし、あの徳永と柳沢のいざこざ、徳永が切れて柳沢の胸をどついてたので、やばっ、赤出たらどうしよう、と思ったし、誰か徳を押さえてくれよ、頭突きでもかましたらどうするんだよ、とはらはらしたんだけど(相方にいわせると、頭突きというより回し蹴りの間合いだったそうだ)、カードは出ませんでした。徳永は前半ずっとサイドでいい守備をしてて、なかなか見応えがあったんだけどね。後半は何かあんまり冷静じゃないっぽかったなあ。徳がああいう風に切れたの初めて見た。びっくりした。
梶山は、試合前のウォーミングアップでずっと足を気にしていたんで、心配しつつ見てたら、前半は結構ボールに絡んで気持ち悪いことをいっぱいしてくれてたんで、あれ、大丈夫じゃん、と思ったんだけど。後半がくんと質が落ちたね。また膝じゃないといいけどね。
ノリオの肩は去年の大分と同じところですかねー。脱臼は癖になるので、心配ですね。ああ、あの大分戦の頃の気持ちを思い出したな。
石川のスピード、福岡戦はピッチがあれでわからなかったけど、怪我する前と遜色ない感じだったね。そろそろ空回りから抜け出して周囲と連携していって欲しい。
ルーちゃん、ルーちゃんには感謝してもし切れないよ。ゴールだけじゃない献身的な守備。本当にありがたいな。
鹿島は内田篤人がやっぱりよくて、前半はあまり目立ってなかったけど、後半、鹿島が中盤でしっかりボールが持てるようになったら積極的にやってましたね。後半すぐのゴール、ボールの軌跡が悲しいほど美しかったよ。おれ的には日本代表の右サイド、加地くんの次は内田がいいと思います。
片山主審は酷かったし、鹿さんチームはあいかわらず小ずるいことを随所でやってくれたけどさ。それはどうしようもないことだし、やり返せとはいわないけど、落ち着いて危険の芽を摘んでいって欲しかったなあ。それはもう、鹿島に小笠原がいて、東京にはいないということ、ゲームを作る人間、意思統一のタクトを振る人間が今の東京にはいないんだね、ということを痛切に考えさせられた。前半はフミさんが質のいい声出しをやっててくれたと思ったんだけどね。うーん、どうすりゃいいべか。
松本は綺麗な街で、食べ物もおいしかったけど、ホーム試合はもう勘弁だなあ。天皇杯とかならしょうがないが。
セレッソ戦行けそうにないんだよねー。でもセレッソ戦はひとつの山場だよね、この状態じゃ。
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