ワールドカップつれづれ・ブラジルvs.フランス
精彩を欠くブラジル。ロナウドはロナウドだしカカも冴えなかった。ロナウジーニョもマークがきつく、やりづらそうにやっていた。これでは点が取れない。
ひょっとしたら、ロナウドは調子がよくないのに、グループリーグはロナウドの調整のために我慢して使っていたら、日本戦で2得点もしてしまったため、ロナウドが完全に復調したという誤った認識が監督の頭の中に生まれてしまったのが敗因なんじゃないだろうかどうだろうか。
それでもあのセットプレーの失点シーンはどうよ。フランスとブラジルが6:3くらいになっててアンリがどフリー。あれはあんまりだ。何を考えているのだ。
フランスは、後ろでマケレレがしっかりと守備をし、ジダンが前で自由に仕事したり、ヴィエラが前に飛び出していったりというバランスがいい。それに右のリベリーという選手、顔を見るととても23歳に見えないほど老成してるのだけど、ドリブルでどんどん行ったりキープ力も凄かったり、献身的に動いていて、凄くいい選手だ。スペイン戦もよかったよね。
そういえば、スペインもそうだったけど、ブラジルも、フランスとの試合では何だかとっても下手くそに見えた。パスも繋がらないし玉際も弱い。フランスがいいところをうまく潰してるんだろうけど。
さあ、アルゼンチンも終わってしまい、ブラジルも逝き、ヨーロッパ勢ばっかりになっちゃいましたね。あらためて、ワールドカップがヨーロッパに帰って来た、そんな感じがします。
アルゼンチンがいなくなったのは寂しいけど、こうなったらジダンを最後まで見たいな、という気持ち。願わくは、フランスがブラジルを倒して緩んじゃってないといいですね。
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