平成18年度高円宮杯(U-15)東京都大会決勝トーナメント決勝 FC東京U-15深川 vs. FC東京U-15むさし
これぞ東京ダービー、しかも場所はヴェルディグラウンドというので行ってきました。天気もいし。
締まった、いい試合でした。
例によってテクニックがあり、よく繋ぐ深川に、シンプルでフィジカルの強いむさし、という展開でしたが、どちらもディフェンスラインからの組み立ての意図があり、コンパクトにできていて、守備も粘り強いし、プレーもきびきびしていて気持ちがよかった。トップチームのぐだぐだ感に倦んだ目には一服の清涼剤だよ。
どちらも集中してよくできていたけど、準々決勝でヴェルディ、準決勝で三菱養和調布という難しい試合を制したむさしの方にイキオイがあったんだろうなあ。玉際も強いしよく走ってた。深川は前半こそ決定機を作っていたけど、後半足が止まっちゃいましたね。
深川の18番くんの足わざ、むさしの10番くんの強さと賢さなど、心惹かれる選手がいっぱい。ああ、ユースはクラブチームの未来への架け橋だなあ。うっとり。
後半、コーナーキックから得点したむさしの勝ち。あたしらは偶然深川側にいたので、なんとなくしょんぼりしちゃいましたが、どっちのチームも関東大会に出場が決まっているので、がんばってどっちも勝ち上がって欲しいよね。
思えばむさしはこのチームの三年生が一期生、今年は書類不備という本人たちには責任のないミスで全日本クラブユース選手権に出れなくなったり。それだけにこの大会にかける意気込みが強かったんだろうとユースに詳しい某氏談。いや本当に、三年でここまで、しかも深川と決勝を争うだなんて夢のようだよ。いやよかった。
ところでヴェルディグラウンドってすごくいいところだね。広い敷地に何面もピッチがあって、真ん中にクラブハウス。向こうの方で練習してたのはメニーナかなあ。
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