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2006/10/13

大西科学『ジョン平とぼくと』

ちょっと前に買ったのに、今日、出張の行き帰りにようやく読むことができました。
ジョン平とぼくと
大西科学はウェブ上の仮想研究所で、もう8年もの長い間、質の高いウェブ雑文(失礼な意味で「雑文」といってるんじゃなく、「ウェブ雑文」というジャンル(笑)があるわけなのです)を提供し続けてくれていて、あたしはずいぶん楽しみに読ませてもらっていたものでした。この人のアイディアは多岐に渡っており、雑文のネタもいろいろです。数理的なネタの雑文は、あたしの頭ではなかなかうまく受けられなかったのですが、とりわけ、ファンタジー、剣と魔法ではなくて、現代ものの、日常ファンタジーといった趣きの雑文が、あたしは好きでした。
そして今、いかにも大西科学らしい、しかし確かに活字になっていて、たっぷり楽しめる分量の、こんな小説を手にすることができたのは、望外の喜びであります。
ゆるいキャラクターと脱力するユーモア。日常に潜むファンタジーと、丁寧なのに、どこかアヤシゲな科学解説。愛するものを大切にすることと、失うことの切なさ。少年と犬。バナナの香り。大西科学のエッセンスが満載じゃないですか。
次回作では、主人公である重の魔法の力の秘密が、ザンスシリーズのビンクのように、明らかになったりならなかったりするのでしょうか。楽しみですね。

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