ヒロミ復帰
ココログが、53時間ものメンテナンスをするもんだから、ヒロミについて書くタイミングがおまぬけなものになってしまったじゃないか(笑)。ああもう。
そりゃあさ、フロントに対しては、じゃあこの一年は何だったのか、何で(あんな涙のお別れ会までして)ヒロミを切って、ガーロで何がやりたくって、なぜそれが失敗して、それでまた何でヒロミなのかと、問い正したい気持ちはある。あるよ。頭で考えたら、そりゃあいろいろ。たった一回、外国人監督で失敗して、あわてて日本人監督に戻すなんてチキンじゃん、とか。結局ヒロミにしとけばフロントが楽だってだけなんじゃないかい、とかね。メディア対策はばっちりだしさ。サポーターもヒロミにしとけば文句ないと思ってるだろう、とかね。
でも、そういうもろもろの大人の事情や形而下的な俗なことがらは一旦お預けにしてですね、ああ、もう、おかえりなさいヒロミ。嬉しいよ。
もちろん、一年で出戻りする難しさをヒロミもわかっているはず。それでも、複数あったオファーから東京を選んでくれた。それはありがたいかたじけないことで。しみじみと嬉しい。
来季ヒロミにお願いしたいのは(いわれなくてもやるだろうけど)、手なりでチームを作るのではなく、フロントに対しても、選手に対しても、もっともっと要求して欲しいということ。おそらく前回より結果が求められるシーズンになるのだから、自分のやりたいことがめいっぱいできるように、エゴを発揮して欲しい。 そのために非情の決断をしなくてはならないとしても。
そんなことより何よりあたしは、ヒロミのぴょんぴょんが、あのダブルのスーツの裾をひるがえして飛ぶ姿が、また味スタで見れると思うと、わくわくしてしょうがないのさ。
いや、頭では、これはどうよ、やられてるだけじゃん、とは思ってるんだけど。だけど。
まるで歌劇「こうもり」で、ロザリンデが、口では嘆きの歌を歌いつつ、こらえ切れずに足がポルカのステップを踏んでいるように、「何だよ、ヒロミかよ。安易じゃん」とか口走りつつ、わくわくして、そわそわして、踊りだしたい気持ち。
いや、こういう気持ちになれるのは、夢を見れるのは、踊れるのは、幸せなことだ。
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コメント
私もまったく同じニヤニヤ症状です。そういう人いっぱいいるんじゃないですか?
投稿: OBAKA母 | 2006/12/08 00:01