2008 J1 開幕戦 FC東京 vs. ヴィッセル神戸
面白かったねー。面白かった。
メンバーが相当変わり、サッカーも変わり、2月にはまだ形のカケラくらいしか見えなかった。正直、開幕戦でここまで持ってきてくれると思ってなかったので、これは嬉しい引き分けだ。みんな、自信持って走って繋いでた。城福サッカーの片鱗以上のものを見せてくれたと思う。
出だしは神戸のプレスがきつく、ボールが繋がらなくてやきもきしたけど、前半中ごろからいい感じに繋がりだし、これが今年の東京のリズムか、という雰囲気が堪能できた。面白い。得点はセットプレーからだったけど、なるほどのサインプレー、しかもそれがちゃんと精度よく実現して決まるんだからびっくりだよ。
石川がのびのびやってる、ポジションも流動的で、中に入ったり左に出たりしてるのもよかった。ゴールへの意識も増してたね。徳永のドリブルに緩急がついた。これもびっくりだ。エメルソンは球離れもよく、シンプルにプレーしていて、この人や羽生さんがいると栗澤は出番がなくて辛いかなあ。
後半は神戸が修正して来た。どこがどうってんじゃないけど、ボッティがよかったのかな。今野と梶山がボールが触れなくなり、対応が後手になって失点。梶山がまだちょっとあれ(どれ?)なのかな。ボールが収まらなかった。大竹洋平はすごくよかった。卒業式欠席した価値あったね大竹。全然通用してる。堂々たるデビューですよ。そして羽生さん、よくぞ東京に来てくれましたという感じ。長友くんの身体能力も脅威だったね。徳、モニ、適当に前に蹴るなよ。藤山のロングフィードの方がチャンス作ってたよ。
でもカボレだカボレ。後半はカボレ。ディフェンダー4人ぶっちぎってあの突破ですよ。ロングフィードをあのやわらかいタッチで受けたあの衝撃のシーン、ごらんになりましたかみなさん。鳥肌立ったね。うわー。これはもう、カボレがもっと調子が上がってきてだね、みんながカボレの得意な形をよく心得てだね、そこで羽生さんからのスルーパスをうひゃひゃひゃひゃひゃ。
今年は本当、楽しめそうだよねー。でへでへ。
まあひとつには、負けなかったのがよかったという感じはあるなあ。今年は時間がかかるから気長に見守ろうと覚悟はしていても、ホーム開幕戦いきなり負けではあまり気分よくないからね。セットプレーであっても点が取れたのはよかったよかった。
梶山の歌が披露されたが、まだ覚えてもらえなさそう。元歌は「ルール・ブリタニア」だそうですよ皆さん。
神戸もいいチームでした。金南一が、今年からなのにもう中盤の底に君臨しているという印象です。松橋とかもフィットしてた。
穴沢主審は、東京側のも神戸側のもPK一個づつ流した気がしたなあ。家本さんがあんなことになったのでびびってるとか、そういうことはないですかね。
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