2008 J1 第5節 FC東京 vs. コンサドーレ札幌
連戦の疲れか、低調な出来。こんな試合は勝たなければどうしようもないわけだが、そういう意味では勝ててよかった。
ブルーノ、佐原だが、佐原は前節から、ブルーノは今節初登場の選手であり、ガクガクブルブルだった。その上佐原が試合開始直後いきなり空振りしていたのには、見ている方が頭抱えたりもしたけど、この二人、スピードはないにせよ、空中戦はほぼ勝ち、前線へのフィードも正確であった(当社比)。役割分担がもっと整理されてはっきりすれば、安心して見ていられるようになると思う。2人ともいい男だしね。見栄えのするセンターバックである。札幌の放り込みには問題なかった。スピード系フォワードに対してはどうするんだろうな。
大竹とカボレがたいそうよく、浅利は素晴らしかった。浅利を入れ、羽生を前に出したこの布陣は、マリノス戦の失点に対する城福監督のアンサーということになる、んだろうなあ。札幌はクライトンが前から後ろから一人で全部やってるかのようなチームだったが、うまく浅利がついて、決定的なことをさせなかったと思う。浅利は凄く積極的で、前に出てボールに絡み、おまけに1アシストしてしまった。ニュー浅利素晴らしい。こういう人が、プロよりもプロらしく、いつ出てもできるよう準備をし、実際に出場すると結果を出してくれる、嬉しいことだ。
梶山は、前半は悪くなかったけど、後半消えてたし、こんな出来では物足りなかったなあ。
金を払うに値するプレーを見せてくれたのは、18歳の大竹洋平である。カボレとの連携もどんどん良くなっているし、セットプレーの精度も上々。ゴールに向かう意識も高い。初ゴールも時間の問題であろう。大竹のかわいいシャーと、アマラオの年季の入ったシャーを見たなあ。
羽生さんも最後まで走り、スペースを作ってくれたし、交代で出た赤嶺も、ゴールこそなかったが、ボールを落とし、キープし、充実したできであった。
札幌は、後半、8番砂川と9番が入ったらいい形ができるようになり、11番が入ったら怖かった。追加点が入らないままずるずるいってロスタイムに同点弾とかやめてよ、といいつつ緊張しながら見てたよ。いや本当、今季はスタメンは読めないわ試合は見ていて緊張して疲れるわ、いやいや、楽しみが多くて結構なことだ。
それにしても松尾主審、下手くそだったなあ。つまらないことで止め、ボールの位置をうるさくいい、アドバンテージを全然取らない。その割に、引っ張ったり引っ掛けたりという危ないプレーは流す。札幌、東京いずれのサポーターもストレスだったことでしょう。今年からSRなんだけどね、この人。だからといって、クライトンはちょっと文句いい過ぎ。
さあ、次節は久々の東京ダービーですよみなさん。梶山、大竹、森村、吉本…。ヴェルディだけには負けられないことを、身体の奥底からわかっている選手が増えて来たよね。楽しみ楽しみ。
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