2008 J1 第9節 FC東京 vs. 大分トリニータ
今季なかなか持ち味を出し切れてなかった栗澤だったけど、この日は大変よかった。運動量も十分で、随所に気の利く顔出し、栗澤らしいプレーがあっただけでなく、セットプレーも精度があってよかった。だから、後半、規定路線のように大竹に替えられてしまったのは、ちょっと残念なくらいだった。
前半14分の赤嶺のゴールは、その栗澤のいいコーナーキックから。佐原の折り返し、赤嶺がきちんとミートして、大分キーパー西川くんが一歩も動けない、立派なゴールでしたね。赤嶺はカボレとの位置関係もよく、決定機はもう2、3回作れていた。今、身体も切れていて、調子がよさそうだね。
比較的早い時間にゴールが生まれてしまったわけだけど、前半は総じて慎重にやっていたという印象。
梶山が、いい梶山だったことは幸い。大きな展開や、裏を狙うパスなどもあり、見ごたえがあった。浄くんのボランチも、渋くて手堅くて、飄々とした味わいである。
カボレも、どんどんフィットしていて頼もしい存在になってきてる。
まあちょっと、後半の試合展開があれ(どれ?)だったので、つまらん試合になってしまったけども、それにしても、ホームで負けない、連敗をしないということが、狙い通りできていることは驚きである。
大宮戦、しんどい戦いになりそうだけど、それでも、楽しみに思ってしまうのは、やっぱ城福監督の手腕なんだろうなあ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント