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2010/04/06

2010 J1 第5節 川崎フロンターレ vs. FC東京

出遅れて席がなく、踊り場んとこで見たので、正直やってるサッカーをどうこう言えませんが。
川崎の出来がよかったというか、中盤で圧敗してたら、そりゃあポゼッションも何も。
でもまあ、おいら既に、重松健太郎が出て来るのを待ちわび、その一挙手一投足を見守る、固唾をのんで、というモードに入ってしまっているので。いいのかそれで。
こういうのは久しぶりだ。梶山以来かも知れない。
さすがに川崎相手ではあの切り返しは通用しないか。ああ、あそこでは潰されるなあ。うむ、悔しそうだ。
それでも、キープし、落とし、動き直し、ゴール前に入り込んだ。打ち上げずにきちんとコントロールして枠に行った。あれが今ちゃんのゴールを生んだのだ。
しかし結局のところ、フォワードとしては結果を出せなかったわけで。ゴール裏に挨拶に来たとき、傲然と頭を上げながらも悔しそうだったよ。それでいいんだけどね。

こないだ女子A代表デビューした岩渕マナちゃんが、デビュー戦後のインタビューで、「何にもできなかった…。」と絶句していた。世代別代表では通用してた自分のテクニックが、中国の大きいお姉さんたちの前では通用しない。第三者の目からは「普通にできてるじゃん、上出来」というプレーだったのだが、本人としてはショックだったことだろう。
それでも次戦ではゴールを決めていたけどね。
何が通用して、何が通用しないか、わかったら、大丈夫、次に進める。
いやあ、若いって本当にいいですね。

ところで、昨年の今頃はどうだったんだ、と、自分の日記をあさっていたら、
>中盤が機能しいていない。
とか、
>結局のところ、ボランチどうするんだよ、という問題に帰結するのかな、今季は。
なんて書いてありますよ。
そうか、またあの順列組み合わせをやるのか。
今ちゃんも傷んでしまったしなあ。

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2010/04/02

2010 ヤマザキナビスコカップ 第1節 FC東京 vs. 名古屋グランパス

週末はもう多摩シコとやらなので、手短に。

面白かったねー。随所に見所満載。
や、もちろん試合そのものは、おなじみ、ぐだぐだな水曜夜のナビスコだったわけなんだけど。

開幕戦のすぐ後、うちの相方が「おれは徳永がボランチとして成長するのを見守ることにする」と宣言したわけなんですよ。はあ?何いってるの?そんなこといってたら日い暮れるわよ、シーズン終わっちゃうわよ、とおいらは言ったわけなんだが。
成長してるじゃん徳永。工夫してるじゃん。
そりゃもちろん梶山みたいにはいかないけどさ。

その他にも、むっくんの職人技の守備とか。
キムの足下の見事さとか。キムは経験を積んでいったらどんどんよくなるよきっと。
権ちゃんもPKストップで気を吐いた。
あと、待ちかねた大竹。大竹もずいぶんよくなった。倒れにくくなったし、中盤では簡単にはたいて、前で決定的な仕事をしてくれた。
そしてもちろん重松。キングはキング。この日、国立で、重松に心を鷲づかみされた人も多かろう。
ゴールも嬉しかったけど、たぶん国立にいた大半の東京サポーターは、苦しい時間帯に前からプレスをかけ、ゴールキーパーのボールにさえ足を当てた重松、ぎりぎりのボールを最後まで追う、尋常じゃないボールへの執着とゴールへの渇望を体現する重松、ロスタイムの同点ゴール直後にボールひっつかんで、もう一点取りに行った重松に胸を熱くしたことだろうと思う。
ぼくたちあたしたちは、そういう選手をこそ愛するからだ。

そしてこのピッチの上に、最後はユースの選手が4人いたんだよねー。こうやって続いていく、歴史ができてくんだなあ。
これで梶山がいればさぞかし。ああ、それは言ってはいけない約束。

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