2007/11/03

ホセ・カレーラス『ベル・エポック』(サントリーホール)

カレーラスのコンサートに行って来ましたよ。
スリリングでテンションの高い高音はあいかわらず。ちょっとピアノにもたれる時間が長いような気もしましたが。
妙にりちぎ真面目な『Je te veux』を、カレーラスらしいな、と、しみじみと聴く。
すごい元気そうで、アンコール、何曲も歌ってくれた。トスティのおなじみの曲が始まると、イントロで拍手が沸く、そういうインティメートな雰囲気に、カレーラスのご機嫌も上々、客電ついてからも3曲くらい歌ってくれたよ。
アンコールの2曲目は、ステージの後ろの席に向かって歌ってあげてましたよ。優しい。
最後は総スタンディング・オベーション状態でした。とりあえず、元気でなにより。

サントリーホール久々だったけど、南北線のおかげでずいぶん便利になったね。

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2007/09/09

9.8の晩ご飯とあれこれ

オーストリア戦は流し見。今ちゃんが終了間際に入り、試合に入れないでいるうちに終わってしまい、PK戦で止められたのは可哀想であった。イヤな感じはあったんだけどね。押しているのに点が取れないでPK戦に入るというのは、気分的に負けに等しいからね。つーか左サイドバックかよ今ちゃん。オシ爺はこないだの神戸戦見ただろうに、ボランチ今ちゃん見たくないのかなあ。

晩ご飯は、近所のインド・ネパール料理屋で、サラダとサグチキン、胡麻のナン、アイス・マサラ・ティー。胡麻のナンが香ばしくてうまかった。

在りし日のパヴァロッティを偲び、1990年、イタリアワールドカップ開幕前夜にローマ・カラカラで行われた三大テノールのコンサートのLD(LD!)をひっぱり出してみたよ。LDプレーヤーがまともに動くか心配だったけど、動いた。
三大テノールという変則的な興行に対して商業主義的云々という批判はあろうけれど、少なくともこの最初の三大テノール競演については、イタリアワールドカップを盛り上げるために、サッカー大好きなこの3人が協力して何かしたいという気持ちが伝わってくるものであったし、並べて聴くことで、この3人の個性の違いがくっきりと浮き出すのが妙味である。カレーラスの情熱とスリリングな高音、ドミンゴの艶っぽさ。パヴァロッティの声の突き抜けた明るさも、2人のスペイン人テノールと比べるとより鮮やかで、ことさら能天気に(をい)感じられることである。3人が交代でステージに上がる時、まるでサッカー選手の交代のように肩を抱いたり、ハイタッチを交わして交代するのが可愛らしい。

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2007/09/06

パヴァロッティ死去

パヴァロッティ死去。享年71歳。闘病中なのは知っていたが、それでもショックである。
キング・オブ・ハイC、あの突き抜けた、輝くばかりの声。
当代随一のテノールであった。

オペラ歌手のパバロッティさん死去…3大テノールの一人 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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2007/05/28

Rodrigo y Gabriela

Amazon.co.jp: Rodrigo y Gabriela: 音楽: Rodrigo y Gabriela
青赤なお友だちに教えてもらったRodrigo y Gabriela。メキシコ出身の男女二人組なんですが、ギター二本であれですよ、スパニッシュギターの馬鹿テク披露しつつツェッペリンやメタリカなんかカバーしちゃって、パワフルで凄い。
ライブ映像見ると客がノリノリでヘドバンしてたりします。
これだけ弾けたら楽しいだろうなおい。
つわけで、思わずCD買っちゃいました。
おまけのDVDで、tutorialというコーナーがあって、2人がテクニックの一端を解説してくれてるんだけど、「三連はこうやってこの指とこの指とこの指をこうやって」、ダラララン、なんてやられても、それ絶対できませんから。

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2007/03/21

TIMEDOMAIN

製品案内― TIMEDOMAIN (心のオーディオ ~世界一自然な音のスピーカー )
相方が、TIMEDOMAIN Lightというスピーカを買って来た。『我らクレイジー☆エンジニア主義』という本で製作者の由井啓之さんを知り、店頭で音を聴いてびっくり、ということらしい。
音がくっきりしていて、ライブ盤なんか聴くとノイズのひとつひとつ、観客のしわぶきひとつまで定位でき、大変な臨場感である。テレビのサッカーの試合をこのスピーカーで聴くと、ボールを蹴る音、バーに当たる音もはっきりと立ち上がる。
小さくて可愛い、目玉親父が2人いるようなスピーカなのに凄い。
ギターを弾く指が弦の上をすべるきゅきゅきゅきゅや、オーボエのキーのかちゃかちゃまで目の前に立ち上がって来てしまうので、これは結構怖いスピーカーであるな。iPodが音源でこれだからなあ。画期的。
いや物理は苦手なんで、音響理論なんか全然知らないんですけどね。

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2006/12/22

ホセ・カレーラスのクリスマスコンサート

オーチャードホールで催されたカレーラスのクリスマスコンサートに行ってきましたよ。十数年来愛聴してきた敬愛する歌手だけども、ライブは初めて。
つーか、8月にチケット予約した時は、12月21日という日付に全く何も思い当たらなかったけど、クリスマスだよね。そりゃそうだよね。しまったなあ。まあ、クリスマスソングって、シンプルな美しい旋律の曲が多いから、カレーラスにはよく合ってると思う。アデステ・フィデレス、よかったです。

カレーラスというテノール歌手は、若い頃から、声量はないし、高い音域はアヤシイというかはっきり言って出てないし、テクニックがあるわけでもないし、じゃあ何が魅力なのかというと、張りのあるチャーミングな美しい声質、誠実な、ギリギリまで頑張ることによって生じるスリリングな歌いぶり、時おりひらめく暗い熱情、などが、他には稀な資質なわけで。若い頃の録音も持ってるけど、歌う喜びと若い激情で、まるで泣き出さんばかりの熱唱、いやもう母性本能くすぐり系である。
サッカーのフォワードと違い、テノール歌手は、曲の一部分に一瞬出てくる高いドを外したからといって、そこまでの過程が全部無になってしまう、というような職業じゃなくてよかったですね。いや、曲によっては無になったりするか。
カレーラスももう60歳だし、あまり衰えないうちに(をい)生で聴いておこう、というつもりだったんだけどね。さすがに加齢で若干声質が重くなった気もするけど、誠実で端正な歌いぶりは健在で、声に張りもあるし、最近はベル・エポックに凝っていてCDも出したらしいし、来年も来日するそうだし、お元気そうでよかったです。

あんまり関係ないけど、近くの席に、お着物を召した年配の女性がいらして、その方の帯がクリスマス柄(トナカイやクリスマスツリーなど)だったので、嬉しくなりました。帯を褒めついでにおききしたところ、お特別誂えらしいです。素敵ね。

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2005/10/29

Arch Enemy Live

Arch Enemyのライブに行ってきましたよ。東京公演が東京ダービーと重なっていたのであきらめていたんですが、追加公演が取れたのでラッキー。
高田馬場のESPホールということで、ハコも小さいし、来日公演全部をサポートしていたTRIVIUMは出演しなくて、Arch Enemyだけということだったので、小ぢんまりしたライブを期待して行きました。
やー、よかったですよ。前回の来日は赤坂ブリッツでちょっと大きかったけど、今回は300人の、すぐそこにアンジェラたんがいるという、「例えて言えば、日立台か西が丘でバルサ対バイエルン見てるような」(by 相方)だそうですが、非常にintimateな雰囲気。
若干チューニングやミキシングに難がなくもなかったですが、いい雰囲気のライブでした。来日公演全部終わった後の追加公演だったので、アンジェラたんの喉を心配してたけど、アンジェラたんのパフォーマンスはすごくよかったし、クリス・アモットが脱退した後のギターも遜色がなかった。
最新アルバム『DOOMSDAY MACHINE』が中心でしたが、大好きな『WAGES OF SIN』からの曲も多かった。楽しめました。
久々のヘドバンちょっと疲れた。

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2005/10/10

久々の夜遊びと10.10の晩ご飯

ここのお店の三周年記念パーティに行ってきましたよ。昨夜から夜通し、ファンキーでダンサブルな音楽にずっと揺さぶられ続け、心地よい疲れが。マスターには素敵な仲間がいっぱいいてすばらしいね。これもご人徳であろうか。考えてみるとあたしは実は一回しかこのお店に行ったことがなくて、でもその時いろんな人に知り合えて感謝している。

朝がた帰宅し、風呂に入り、朝飯を作って相方を起こして一緒に喰って、寝て起きたら3時だ。ずいぶん短い一日であった。

晩ご飯は、麻婆豆腐。例によってヤマムロの陳麻婆豆腐の素を使用。花椒塩添え。ジャガイモと香菜のサラダ。茄子を厚切りにして胡麻油で焼いたの。お茶。

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2005/06/26

6.25に買ったCD

ドリーム・シアターの新譜『オクタヴァリウム』を購入。それから、ハンチングひげ: Presenceを読んでこないだっから聴き直したくなっていた、レッド・ツェッペリンの『プレゼンス』『聖なる館』もついでに購入。
たぶん実家帰ったらLPあるんだろうけど。
プレゼンスは、出た当初、あたしの周りでは「なにあれ」「あんなのツェッペリンじゃない」みたいな反応が主で、えー、いいじゃん、とかは言い辛い雰囲気であったが、後年になってみると後期ツェッペリンの傑作ということに評価が定まっている。不思議なものだね。

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2005/05/19

ヘビメタさん

これは書いておかなくちゃと思っていながら遅くなりました。以前、MACHINEGUNSの新譜について言及した時いでぢさんが教えてくれた、スクエア・エニックス提供のヴァラエティ番組。これが最近のあたしの小確幸(しょうかっこう。小さいけれど確かな幸せ((C)村上春樹))。テレビ東京の『ヘビメタさん』というわけDEATH。いや面白いDEATHよ。MCの兄さんはちょっと寒いし、ゲストも微妙な時は微妙だけど、なんといってもこの番組はマーティ・フリードマン(元メガデス)。彼の、『メタル魂 in Japan』コーナーが面白い。演歌の中に宿るメタル魂を取り出してギターで弾いてみせるマーティの嬉しそうな顔だ。あと、リフ番長もよかったな。やっぱギターのうまい人がゲストでマーティとギターバトルしてみせる、という趣向が一番盛り上がるDEATHよ。この番組、マーティがネタ切れした時点で終わるな。きっとね。そろそろゲストにAnchang出してくれないDEATHかねー。

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