2009/05/31

阿修羅展と5.21の晩ご飯

野暮用で会社を休み、その野暮用が存外早く終わったので、上野に回り阿修羅展へ。

これがあなた。平日の午後の早い時間だと思ってナメていたら70分待ちですよ。その上炎天下ですよ。日傘の貸し出しやウォータークーラーなどもあり、主催者側も相当気を使ってくれていたけど、並び始めでもう後悔。いや入ったけどさ。

阿修羅像を見るというのは何か昔の恋人に逢うような気持ちである。興福寺で出逢った頃から、あなたってばちっとも変わってないわね。あたしはほら、こんなにおばちゃんになっちゃって。恥ずかしいわ。云々。みたいな。何をいってるのかあたしは。すいません。

で、まあ、さすがに国立博物館だから照明とか綺麗だったですけど、やっぱ人が多過ぎて、阿修羅像の周囲をみんなぐるぐる黒魔術でも行うように(動物のお医者さんネタだな)経廻っているので気持ち悪くなった。途中はすっ飛ばして阿修羅だけ見てとっとと帰って来ました。

つわけで、晩ご飯は、播磨屋本店の朝日あげ、お茶。

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2009/05/11

ミヒャエル・ゾーヴァ展

ゾーヴァ展に行ってきました。ほぼ日のこちらの記事を読んで楽しみにしていたのだけど、11日までだというのを忘れていて、こちらの方にトラックバックを頂いて慌てて行ってきた。案の定、混んでたけどしょうがないね。
2006年に見た時にはなかった新作も見れて、楽しかったです。何か、昔の絵に比べて、色はどんどん明るく、タッチはどんどんシンプルになってるような、そんな感じでした。
グッズも充実していてですね、思わずエスターハージーのTシャツとか買い漁ってしまって。やられておる。まあフェルメールよりはゾーヴァの方が、グッズ向きだと思ったな。

松屋創業140周年記念 描かれた不思議な世界 ミヒャエル・ゾーヴァ展 | MATSUYA 松屋 |
ほぼ日刊イトイ新聞 -ゾーヴァさんの絵を観にいこう。
ミヒャエル・ゾーヴァ展@MATYUYA GINZA-オヤサイ日記

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2008/06/08

薔薇空間 -宮廷画家ルドゥーテとバラに魅せられた人々-

Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている「薔薇空間 宮廷画家ルドゥーテとバラに魅せられた人々」を見てきた。
ボタニカル・アート(植物画)というものを最初に意識したのは、澁澤龍彦『フローラ逍遙』(平凡社、1987)だったと思う。装丁からして美しい銅版画の椿の絵で。水仙、椿、梅、菫といった章立てに、全て美しい図版がカラーで添えられ、その中でも目を引いたのが、「薔薇」の項のルドゥーテの銅版画、ロサ・ムスコーサ・ムルティプレックスという薔薇の絵であった。
で、まあ、その本物(いや、銅版画なんで版画ですけど)を見てきたわけです。銅版画であれだけ緻密な細部まで再現するって凄いね。ルドゥーテの薔薇も素敵だけど、間近にして見ると、彫版師の技にも気が遠くなりそうです。ルドゥーテの薔薇をモチーフにしたCGの展示、薔薇の香りまで添えられていて、ええ、もう、薔薇薔薇していておなかいっぱい。
若い女性から年配の女性まで、女性が多かった。薔薇をモチーフにしたゴスロリファッションの若い女の子とかいて、なるほどなと思いました。

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2006/01/21

ミヒャエル・ゾーヴァ展

松屋銀座でやってる『ミヒャエル・ゾーヴァの世界展』を見てきましたよ。ドイツの画家、映画『アメリ』に出てくる、あの寝室の壁の絵とか、ベッドサイドの豚さんスタンドとか、病気のワニさんとかの人です。 こういう説明はあれ(どれ?)だな。

えー、『ゾーヴァの箱舟』という絵がありまして、荒海の中、波に揺れる舟にいろんな動物がいっぱい乗ってるんですよ。荒波に揉まれているのに、動物たちは妙にのんびりしていてかわいい。
ゾーヴァにしては大きい絵です(他は本の挿絵が多いので) 。
しかしその、残念なことにですね。絵の真ん中の、舟の中の動物たちをよく見ようと、箱舟の絵に近づくとですね。 ちょうど舟のあたりに自分の頭の影がくっきりと映って、暗くてよく見えないんですよ!
こんなライティングどうよ(泣) 。悲しい。
まあ百貨店の催し物場の絵画展なんてそんなものかも知れないけどね。
この壁の2枚だけで、他の絵はだいじょうぶでした。
思わずゾーヴァの箱舟の本を買っちゃったさ。

※ゾーヴァの世界展は23日までです。

「日本におけるドイツ 2005/2006」:ミヒャエル・ゾーヴァ展
MATSUYA---松屋--- :ミヒャエル・ゾーヴァの世界展

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