えー、ごぶさたしております。
毎年この時期は言い訳してるわけですが、会社の期末が2月でして、毎年、シーズン前の、たとえばいろんなチームの今年の戦力を比較して予測したり、今年のユニはどうしようなんて嬉しく悩んだり、キャンプを見に行ったり、小平に行ったりとかね、そういうのがなかなかできず、怱忙のうちにシーズンインというのが通例でありまして。まあ何とか、開幕戦までには落ち着きたいものですじゃ。
戸田の引退は、悲しいというか、切なかったね。
何度も書いてるけど、おいらが初めてFC東京と出会ったのは、日韓W杯直後、2002年7月14日の広島戦だったわけで、あの戸田のハットトリック、あれには騙されたよ。詐欺だよね。もとい、あの足が攣るまで走って走って、チャンスを作りまくる(そして最後に宇宙開発してしまう)戸田、そして、2004年ナビスコ杯決勝の、あの自陣ゴール前でヘッドでボールを弾き返した、まあ守備でフォワードの選手を懐かしむのもあれ(どれ?)だけど、最後まで諦めない守備をする、戸田こそが東京の象徴のような選手だったので、清水に移籍した時は悲しかったし、移籍して直後の怪我は本当に気の毒だったし、今回の引退も、怪我との闘いが影響しているんだろうと思うと残念でならないし、もっともっと、活躍して欲しかったと思わずにはおれません。
清水に移籍して最初で最後の、そして、結果としては現役最後のゴールが、昨年の味スタでのあのゴールだったということが、不思議なめぐり合わせというか、戸田のモチベーションがそれだけ高かったということもあろうけれど、それを味スタで目の当たりにすることができた、戸田に声援を送ることができたのは、やっぱよかったというべきなのかな。
これから大学で指導者を目指すということだけれど、サッカーに関わっていてくれるのならば、いつかまたどこかで会えるかも知れない。そして、その時また「おお戸田」のチャントを歌うことができれば幸せなんだけどね。
東京ドロンパ関係。おいら、東京がマスコットを作ると発表された時、ああ、お子さんたちに訴求したり、一般に認知されたり、グッズの売り上げを伸ばしたりするためには、やっぱマーケティング戦略的にしょうがないのかな、と思っていたし、いくらあたしらが「そんなもんいらねー」と思っても、そもそもターゲットじゃないんだから、大きいお友だちとしては文句をいわず我慢するかな、と、そう思っていたわけですが。
実際にメディアに登場したのを見たら、まあ造形はよくできてるし設定も凝ってるし、動きもいいし、小生意気そうなのもまたいいし、うちの相方なんかすっかり「かわいー。グッズ出たら買う」とかいってるし、すっかりターゲットらしいですよ。困ったものだよ。でもしっぽグッズ欲しい(をい)。
でも、こういう風にマスコットができたことで、ホーム試合の雰囲気とか、また変わっていったりするのかなあ。どうなんだろうなあ。他サポにいじられたりするのかなあ。
梶山トップ下関連。梶山をトップ下で使うなんて贅沢な、と思っていたけど、今年はブルーノ、下田、米本、北斗と、ボランチの層が今までになく厚くなっている(よね?)ので、これに浅利も今ちゃんもいるわけで、梶山が前目で使える余裕が出たということだし、そしてまた、今シーズンのボランチの組み合わせは全然わからなくなった。シーズン序盤と後の方で違ったりしそうだし。あと、何気に今ちゃんやばい感じするな。もちろん、頑張ってスタメン争いして欲しいね。
福西の引退は残念だった。一度でも青赤なユニで戦ってくれた、そしてあれほど貴重なゴールを決めてくれた人を惜しまずにはおれない。
福西といえば、思い出すのは、2007年のアウェー鹿島戦だったか、勝っている状態の終盤に交代になった福西が、ピッチサイドでずーっと立ちっぱなしで指示を送っていて四審に注意されたりしていた。若い選手に伝えたいことはいっぱいあったんだと思うし、実際、東京の若い選手に、あの時期ものすごい影響力があったと思う。我々にとっては、「福西が自チームにいることの楽しみ」を知った一年であった。動かなさにイライラしたり、思いもよらない身体能力にどきどきしたり、すごいゴールにすっかり心をわしづかみにされたり、意外に天然ボケなところにニヤニヤしたり、ファウルのひどさと爽やかさの対比に唖然としたりハラハラしたりだね。まあ、翌年よそのチームに行ったらやっぱりイヤな、ヒドイ選手だったけどね。
引退はもったいないとも思うけど、まあ本人が決めたんならしょうがない。福西には、ずっと現役にこだわる選手がおしなべて持っている、いい意味での愚直さ、みたいなものが欠けているようには思った。
さて、開幕まで、風邪やインフルエンザになったりしないように気をつけつつ、仕事を片付けないとね。
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