久しぶりの更新ですが、できたら27日の決勝、みんな長居に行きましょうよ、というお誘いのエントリーです。
いろいろとあってあまり試合が見れなかった今年だけれど、この大会は何試合かフォローできている。
11月1日の予選リーグ大宮戦。12月13日の養和戦。12月20日の名古屋戦。そして今日のガンバ戦。
世代別代表が5人も抜けて大宮に負けてしまって、その後代表のいない中で勝ち切るチームが模索され、再形成されたと思ったら、代表が戻って来てぶっつけ本番、しんどいながらも強い養和に何とか勝ち切り、そして長居で大暴れと、そういう流れですかね。すいません、途中見てないんで適当です。
12月13日の養和戦は、締まった、いい試合だった。球際も強く、切り替えの早い養和に先制されて苦しんだけど、前半終了間際のいい時間帯に同点にできたことで仕切り直しができた。そして圧巻の重松の2点目。あれは身震いするようなゴールだった。あのゴールの凄さについてはもうすばらしいエントリーがあるから詳しくは省略しますが。
ああいうことがあるから、長居にまで行ってしまったりするんだよねえ。
で、今日、時間を作って長居まで行ってガンバ戦見てきました。ひとつには、まあ、相手がガンバだったから。
このFC東京のU-18三年生たちは、三年前、中学三年の高円宮杯でガンバにやられた世代なのだ。深川は準決勝で、むさしは一次ラウンドと決勝の2回。
つまり、3年越しのリベンジマッチと、そういうわけなのだった。
そして、今回はこっちはむさしと深川の連合軍プラスαだぞと。
さすがにガンバ相手では、こないだの名古屋戦のように簡単にプレスがかからないだろう、難しい試合になるだろう、と、試合前にはそう思っていたのだけど。
ゴールラッシュもよかったけど、圧巻だったのは中盤の守備。前半の終わりの方、ガンバも東京のプレスにやや慣れて来て、ボールをつないでリズムを作り始めた、それを下げさせた東京の中盤の丁寧な、徹底的な守備がすごかったのだ。忠実に、連動した組織的なプレスをかけてガンバを追い込んだ、あれには驚嘆してしまいました。
倉又監督の手腕は確かである。誰一人サボるやついないもの。
ゴールシーン、一点目は、トップ昇格が決まっているレフティー阿部巧くんのコーナーキックを、トップ昇格が決まっている重松くんがファーで折り返し、最後はこれもトップ昇格が決まっている平出くんが押し込んだもの。二点目は、向こうのディフェンダーのこぼれ玉に重松くんが追いついて、細かいステップでキーパーのタイミングを外して蹴り込んだもの。ゴールネット天井に突き刺さった。三点目はこぼれ球を後ろから巧くんが決めたやつ。四点目が三田くんのすごいボレー。最後の五点目はゴールライン際で重松くんがねばってドスン。最後のPKの1失点は、まあ、帰りがけの駄賃みたいなもんである。
ゴールシーンだけでなく、キャプテン年森くんが中盤で拾いまくり、最終ラインでは松藤くんの危機察知能力が冴え渡り、重松のシャーまであって、見所満載でした。
こうして見ると、本当に養和は強かった、養和の分までがんばらないとな、という気持ちになるな。
さて、決勝は27日(日)、相手は広島、これも三年前、権田や吉本がやられた相手です。ユニバでの涙を憶えているよ。三年前のことだから、もちろん選手は代替わりしてるわけだけど、阿部巧くんは三年前のことに言及してくれていて、それも嬉しい。
みなさん、年末で大掃除だの忘年会だの仕事納めだのいろいろあろうとは思いますが、何とか時間を作って長居に行きましょう。
追記:そういえば、この試合で足を引っかけられた年森くんがめずらしく切れて、相手につっかかりそうになった時、もちろん山口くんが飛んでいって止めていた、その時、ちょっと離れたところにいた重松くんもわざわざ行ってなだめていた。重松くん、あんたが行くか、いつも止められるほうじゃないの、と、微笑ましくもおかしかったんだけど、twitterで、年森くんは1枚もらってるから、と指摘してくれた人がいました。がまんしろ、みんなで決勝に行こう、そういうシーンだったのだ。そうなんだなあ。
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